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付帯設備表とは?2025.10.28
付帯設備表は、不動産を売却する際に重要な書類です。
どのような書類なのか、何のために必要なのかご存じない方もいるでしょう。
そこで今回は、付帯設備表について詳しく解説します。
付帯設備表とは
付帯設備表は、不動産の売買契約において物件に含まれる設備や備品に関する明細をまとめた書類です。
売主と買主が契約の際に不明瞭な点を解消し、取引を円滑に進めるため必要です。
一般的には、売買契約の際に添付書類として提出します。
付帯設備表の役割
残置する物と撤去する物の認識違いを防ぐ
付帯設備表は、物件に残置するものと撤去するものを明確に示す役割があります。
これによって売主と買主の間で、残置物や備品に関する認識の違いが生じるのを防ぎます。
エアコン・照明器具・カーテン・キッチン家電など、物件に関連するさまざまな設備や備品が対象です。
売主と買主は付帯設備表で内容を共有し、同意を得たうえで取引を進めます。
引き渡し後のトラブルを防ぐ
付帯設備表は、物件の引き渡し後に起こりうるトラブルを予防する重要な書類です。
契約時、物件に残置する付帯設備や備品が明記されているため、引き渡し時に物損や不足が生じる可能性が減ります。
買主は引き渡し前に付帯設備表を確認し、納得したうえで引き渡しを受けます。
これにより売主と買主の信頼関係を損なうことなく、円滑な取引が実現できるのです。
まとめ
付帯設備表は不動産の売買契約において、物件に含まれる設備や備品に関する明細をまとめた書類です。
残置する物と撤去する物の認識違いや、引き渡し後のトラブルを防ぐ役割があります。
当社はお客様が安心して取引できるよう不動産に関するサポートをいたしますので、不動産売却をお考えの方はぜひご相談ください。