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表面利回りと実質利回りの違い2025.10.12
表面利回りと実質利回りは、不動産投資において重要な指標です。
そのため、それぞれの特徴を正しく理解しておく必要があるでしょう。
今回は、表面利回りと実質利回りの違いについて解説します。
表面利回りと実質利回りの特徴
表面利回りとは
表面利回りは物件の購入価格に対して、どれだけ年間収益が得られるか表したものです。
グロス利回りとも呼ばれ、手軽に投資物件の収益性を評価したい場合に利用されます。
しかし、実際の利益状況を正確に把握するのは難しく、コストやリスクを十分に考慮するために実質利回りと比較する必要があります。
実質利回りとは
実質利回りは、表面利回りに各種コストを加味したものです。
物件の所有に伴う経費や税金・メンテナンス費用・空室リスクなどを考慮し、実際に投資家に入る実質的な収益を計算します。
現実的な投資収益を示すためリスクやコストを正確に考慮でき、投資物件の選定や比較において有益な情報を入手できるでしょう。
表面利回りと実質利回りの違い
表面利回りは簡略な計算に基づいており、家賃収入と物件の購入価格だけを考慮しています。
これに対して実質利回りは、さまざまなコストやリスクを考慮し、より現実的な収益を算出します。
投資物件の利益を正確に示せるため、より正確な投資判断が可能です。
まとめ
表面利回りは、物件の購入価格に対してどの程度の年間収益が得られるか表したものです。
一方で実質利回りは、表面利回りに各種コストを加味したもので、より現実的な収益を算出できます。
当社は不動産の売買からコンサルティング業務まで幅広く行っておりますので、不動産投資をお考えの方はぜひご相談ください。