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離婚で不動産を売却する際の注意点2025.10.10
離婚を理由に不動産を売却する場合、一般的な売却と手続きや条件などが異なります。
トラブルを避けるためにも、事前に不動産売却について知っておくことが大切です。
そこで今回は、離婚で不動産を売却する際の注意点についてご紹介します。
離婚で不動産を売却する際の注意点
住宅ローンを完済しておく必要がある
住宅ローンが残っていると、金融機関の許可なしに不動産を売却できません。
そのため離婚を機に住宅ローンを清算するか、残債を考慮したうえで売却計画を進める必要があります。
円滑な不動産売却を目指すなら、事前に金融機関との調整を行いローンの整理が不可欠です。
共有財産か特有財産か確認する
所有している不動産が共有財産か特有財産かによって、その後の流れが変わります。
共有財産の場合、両当事者が協力して売却手続きを進めなければなりません。
一方、特有財産の場合は特定の一方が権利を持っているため、手続きをスムーズに進められます。
離婚成立から2年以内に売却する
不動産売却を離婚後にする場合、期間を考慮することが重要です。
離婚成立から2年以上経過すると、財産分与の請求権が失効してしまいます。
そのため、不動産を売却する予定であれば早めに手続きを行いましょう。
まとめ
離婚で不動産を売却する際は、住宅ローンを完済しておく必要があります。
共有財産か特有財産か確認し、離婚成立から2年以内に売却しましょう。
当社は札幌市を中心に不動産売却のサービスを提供しておりますので、離婚で不動産売却が必要になった方はぜひご相談ください。